鹿児島に行くと一番はじめに気になるのが鹿児島弁。
特徴のあるアクセントです。
最後の語尾が上がるので、全ての会話が楽しそうに聞こえる!
そんな鹿児島弁について調べてみました!
鹿児島弁の地域
鹿児島弁は薩隅方言(さつぐうほうげん)とも言う。
鹿児島は西と東の2つの大きな地域に分かれている。
薩摩地方と大隅地方。
薩摩は西、大隅は東。
この地域がふたつにわかれているが、方言にそれほど差は無い。
薩隅方言は「子音で終わる語」が特徴的。
鹿児島弁の歴史
戦争で役だったのが「早口の薩隅方言」。
この薩摩方言を使って暗号化に使用されたそうです。
幕府の隠密の侵入を難しくする、他国人を言葉で聞き分けるといったことを企図して、
薩摩藩が意図的に自国の言葉を作り替えたそうです。
鹿児島弁
他県の人が鹿児島に行くと鹿児島のお年寄りの話している事が一切分からないということがある。
田舎に行けば行くほど、標準語からかけ離れた方言は
なまっているだけではなくって昔ながらの言葉を使用する。
『〜どん』
『〜じゃろ』
などといった語尾で終わったり
発音も高低差があるので聞き取りにくい。
鹿児島弁がブームに
そんな歴史を感じる薩摩方言を使って商品をアピールしたりイベントの名前に使ってインパクトを持たせたり
今でも活かされている。
例えば、
『わっぜか丼』(ものすごい丼)
『おじゃったもんせ〜』(ようこそ!いらっしゃいました!)
などなど…
観光客の気を引くような方言を活かした看板を作ったりと
方言は鹿児島を象徴するもののひとつになっています!